出版する目的を考える場合、その本をどう使って、どこに誘導するのかを考えます。
いくつか本の使いかを紹介しますので、参考にしてみてください。
●弟子を募る
よく協会ビジネスをされている方などが使う方法です。
理事や支部長などに、10冊単位で本を買ってもらい、協会の普及活動などに活用してもらうようです。
人数がまとまると、それなりの販売力になりますね。
●バックエンド商品を売る
本に仕込んだチラシや特典でリストを集め、そのリストにバックエンド商品を売る方法です。
リストが反応しなくなってきたら、次の本を出すというのを繰り返しているようです。
ただし、本は読者ターゲットをずらしていかないと、新しいリストが集まらないので要注意。
●テキストにする
塾や会員制ビジネスをされている方が、テキストとして購入してもらう方法です。
自分でテキストを作成するよりも、書籍をテキストにする方が信頼度が上がり、求心力が高まります。
本を使って各地に勉強会を立ち上げることも可能。
●講演講師になる
企業向けの書籍を出版した場合、商工会議所などに献本することで、講演の依頼があります。
場合によっては、本からコンサルの受注につながりますし、講演からもコンサルの受注につながるようです。
主催者がどんな講師を探しているのかを考えて、本の企画を考える必要がありますね。
他にも、いろいろな使い方はあると思いますが、いずれにしても、どういう目的で出版するのか、その本をどう使うのかを先に考えて、それを実現するためにどういう企画で出版すればいいのかを考えましょう。
あなたが書きたいことを書いても、目的が達成される可能性は少ないですよ。